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ドライアイ・眼精疲労|富永クリニック眼科|西新橋 内幸町の眼科

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ドライアイ・眼精疲労

ドライアイ・眼精疲労|富永クリニック眼科|西新橋 内幸町の眼科

ドライアイ

ドライアイ

従来から「乾き目」という疾患概念はありました。先天的または何らかの理由で「涙が十分に出ない」状態を指し、角膜表面の「潤いを保つ」ことが治療の主体。あくまで非日常的な症状という認識でした。
21世紀に入った頃からPCが一般に広く普及し、携帯電話もスマートフォンに変わったこの10数年。ドライアイの疾患概念は大きく変化しました。

40~50cmの距離で瞬きをせずに長い時間PC画面に集中する。一般的に人間の目は1分間に15~20回瞬きするところを、その状態では一気に4~5回まで減少します。いかに角膜(と結膜)にとって過酷な状態かお分かりでしょう。
現在では補う従来の治療に加え、積極的に涙の生成を身体に促す治療(または併用)が主流です。もちろん、テレワークも増えた昨今、一時間に一回1分間程度はPC画面から視線を外すよう努めていただくことも大いに助けになります。

ドライアイの症状で来院される患者様のうち一定の割合で、実際にはドライアイではなく結果として花粉症である方がいらっしゃいます。アレルギー性結膜炎の初期症状に「目の乾き」が含まれることも、ご記憶の片隅に置いておいてください。治療もおのずと変わってまいります。

眼精疲労

現代は、テレビのコマーシャルでもよく耳にするように、身体の様々な部位が疲労しやすい環境になっています。目・肩・腰。このどれもが原因となり、また結果として症状にもなり得ます。つまり、「何だか目が疲れる」と思って眼科を受診され、専用の点眼薬を処方されても、原因が肩凝りや頭痛であった場合、根本的な治療が肝要になるわけです。もちろん、その逆のケースも当然有り得ます。
さて、ではこのような症状にはいったん症状が出てから、つまり対症療法としての治療しか存在しないのでしょうか?むろん、答えはNOです。完全に予防するのはやはり困難ですが、日頃の少しの心がけで、ずいぶん症状を軽減出来るのです。

オフィスでコンピューター(PC)をお使いのかた。モニター画面を見上げるような位置に座ってはいませんか?少し視線を下げるだけで、まぶたが目を覆うため、ずいぶん楽になります。これは、ドライアイについても同様のことが言えます。
そして、何より大事なのは休憩。…分かります。お仕事ですからそうそう席を立てないし、ついつい長い時間作業をしてしまいますよね。しかし、あえて申し上げれば、1時間PCを使ったら、2~3分でいいですから少し視線をオフィスのほかの場所に移してみてはいかがでしょう。これなら、それほど難しいことではないでしょう?これだけのことでずいぶん違うはずです。
もちろん、テレワークでも同様のことが言えます。むしろ時間的制約が緩むご自宅において、上記の傾向は強まるかも知れません。

しかし、少しでも変調にお気付きになったならば、やはり早めに眼科を受診されることをお勧めします。当院では、治療のみならず、患者様お一人お一人の生活パターンに即したアドバイスをさせていただきます。
また、頑固な肩凝りにも悩んでいるというかた。ご来院の際にぜひご相談ください。当院では各専門分野の医院と医療連携し、迅速にご紹介することが出来ます。どうかおだいじに…。